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長崎県ソウル事務所のウェブサイトへ
7月23日から長崎県知事がソウル市と釜山市を訪問しました。
ソウルではジンエアー、釜山市では釜山文化財団、釜山市長、釜山広域市観光協会などを回りました。
その際の模様をお伝えいたします。
◎ジンエアー
長崎から仁川空港までの定期航空路を運行中のジンエアーを訪問。馬元(マ・ウォン)代表理事と意見交換を行いました。 この中で、中村知事からは昨年7月からの運航に対する感謝の気持ちを伝え、利用率が好調なことから、冬季スケジュールの増便を要望しました。
マ代表理事からは、長崎県からの支援もあって利用率が上向いてきたこと、次期の冬季スケジュールでデイリー化運航する予定である、今年秋には長崎での積極的な宣伝活動を実施するとの発言がありました。
◎釜山文化財団
釜山文化財団は韓国において、朝鮮通信使をユネスコ世界遺産に登録するための取り組みを進めている団体です。長崎県も日韓友好の象徴である朝鮮通信使の登録のために、日本国内において積極的に関係団体を後押ししています。
この場において、中村知事は「朝鮮通信使登録の取り組みは、今後の日韓の友好な関係を構築していくうえで、大変重要で厚ある」と、南松祐(ナム・ソンウ)代表理事に対して述べました。
南理事は、登録に向けて、韓国側の推進委員会を立ち上げたこと、朝鮮通信使は日韓の平和な時代の象徴であり、朝鮮通信使の精神を現代に甦らせるのは重要であると述べられました。
◎釜山広域市長との会談
本県と友好交流協定をむすんでいる釜山市で今回、市長選挙が行われ、今年7月から新しく徐秉洙(ソ・ビョンス)市長が就任されました。中村知事からは就任のお祝いの言葉を述べるとともに、今年3月に締結した友好交流協定を契機として、多様な分野において交流を発展させていきたい旨述べ、徐市長に対し、お力添えをお願いしました。
徐市長からは、知事の来訪を歓迎するとともに、今後もさらに交流を発展させて行きたい、またその交流が両国関係の改善のきっかけになることを期待している旨述べられました。また朝鮮通信使のユネスコ記憶遺産の登録について、民間レベルの活動だけではなく、両県市、両国政府が力を合わせて取り組んでいく必要を述べられました。
◎釜山広域市観光協会
釜山広域市観光協会と長崎県観光連盟は姉妹協会関係を25年前位に締結して、継続的に交流事業を実施しています。
中村知事から、李泰燮(イ・テソプ)会長に対し、今年3月の本県と釜山広域市との友好交流協定締結を契機として、文化、スポーツ、教育、観光など、幅広い分野において相互交流を発展させていくことを述べ、本県及び長崎県観光連盟の取り組みに対する協力をお願いしました。
これに対し、李会長は、知事の来訪を歓迎するとともに、今後さらに長崎県観光連盟との関係を強化していく考えであることを述べられました。また逆に、長崎県から釜山市への観光客誘致について協力してほしい旨の発言もありました。